缶や竹で作ろう!ぽっくりの作り方・遊び方
ぽっくりってご存知ですか?何となく聞いたことはあるけれど、確か見たことはあるけれど、という人が殆どなのではないでしょうか。また昔の遊びというイメージが多いかもしれません。
でもぽっくりは懐かしいだけではなく、実は体にとって嬉しい効果もあるんです。
そんな懐かしいぽっくりの作り方・遊び方についてまとめてみました。
手軽に用意できる缶や竹を使って、大人も子供も関係なくぽっくり遊びしてみませんか?
目次
ぽっくりって何?どうやって遊ぶの?
ぽっくりの語源について
ぽっくりは木履(ぼくり)という下駄の一種が語源となっています。
木履下駄とはもともと日本の町方の子女の履き物です。今でいうなら厚底サンダルのように高く、つま先部分が鋭利な形をしています。美しい布で作った緒をすげ、赤か黒のウルシが塗られています。
舞妓や半玉、花魁や太夫につく「かむろ」の履き物でもあり、七五三のお祝い履きにも使われます。最近では、結婚式や成人式にも用いられることもあります。
どうやって遊ぶの?何かメリットはあるの?
二つの缶もしくは竹に紐を通したものに両足を乗せ、紐を持ってぽっくりぽっくりと歩きます。竹馬よりももっと簡単なバージョンですね。
最近あまり見かけなくなりましたが、バランス感覚を養ったり手足の運動機能の発達を促したりするなど、ぽっくりは一部で注目を集めています。
実はダイエットにも…?
ぽっくりに乗って遊ぶといいのは子どもに限った話ではありません。
限られたスペースの上につま先立ちで立つだけでも足裏を意識することができますし、さらに歩くなどの動きを加えれば、ダイエットにも様々な効果があります。
例えばふくらはぎのむくみ予防、シェイプアップ効果、太ももの引き締め効果などがそうです。
またぽっくりを高く上げるようにして歩くと、お腹の筋肉をたくさん使うことになりますし、大股で歩けばヒップアップに効果があります。
缶ぽっくりの作り方
必要なモノ
缶ぽっくりを作るために用意するものです♪
- スチール製の同じ大きさの空き缶2個
- タコ糸、麻糸などの丈夫な紐、2m×2本
- 缶に穴を開けるためのキリ
初心者向けに作るのであれば、大きなあずき缶など、低くて面積の広いものを選ぶとベターです。
缶にペイントするなどしてオリジナリティを出すと、より一層愛着がわきますね!
作り方
缶ぽっくりの作り方です♪
1.缶をひっくり返し、缶の上の淵からすぐ下のところに5mmほどの穴を開け、真反対にももう一つ同じ高さに穴を開ける。
2.もう一つの缶も同じようにする。
3.穴に紐を通し、持ちやすい高さで紐を結ぶ。もう一つも同じように紐を結ぶ。
慣れてきたらあえて左右の紐の長さを変えてみると、バランスを取りにくくなり、難易度が高くなりますね!
竹ぽっくりの作り方
必要なモノ
竹ぽっくりを作るために用意するモノです♪
- 太い竹
- タコ糸、麻糸などの丈夫な紐、2m×2本
- のこぎり
- 竹に穴を開けるためのキリやドリルなど
竹の太さは直径10cm〜12cmくらいあると適度に乗りやすく、難易度も下がらないのでベターです。
竹の中に通した紐に鈴などをつけると、歩くたびにチリンチリンと可愛い音がするので、オススメですよ♪
作り方
竹ぽっくりの作り方です♪
1.竹のフシのすぐ上のところをのこぎりで切る。これを二つ作る。
2.二つの竹の長さを調節する。
3.フシの下に直径5mmくらいの穴を開ける。
4.穴に紐を通し、長さを調節して結ぶ。
初心者は短めに、運動能力の高い人は長めに竹を切って調節しましょう。
缶や竹を使ったぽっくり作り・遊び方についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。
材料費もそれほどかからず簡単にできるので、次の週末にでも是非作って遊んでみてくださいね♪
同じ「竹」を使って、竹とんぼを作ってみませんか?